恥ずかしい話

f:id:hinahinanevergiveup:20201112180912j:plain
ファミマでちょっとコーヒータイム。
私は紅茶党だけど、ファミマのコーヒー
美味しいね。

紅茶はもっぱらearlygray
ミルクを入れる。

他、オレンジペコもオレンジブロッサムも
好き。香りを楽しむ。


私の喫茶店デビューは
高校三年生の時。

あの頃はマックもファミレスも
なかったけど、
茶店はあちこちにあって、
その中でも、なにやら英国風の
アンティークな調度品が置いてある
茶店、気になっていたんだー

友達にその話をすると
乗ってきて、日曜日行ってみようと
いうことになった。

当日、朝からタンスをあさって
目一杯、おしゃれ とかいうものを
して、イザ!出陣!

しかし、初心者である事を
知られたくはない!
侮られるやもしれぬ!
友達も多分同じ考えだったと思う。 

気持ちだけは、伯爵夫人
手慣れたふりで、
ドアを開ける。
チリリリーン

「いらっしゃいませぇ」とマスター

案内されて、精一杯気取った足取りで、窓際の
テーブルへ。

素敵な店内。灯りがランプだ。
柔らかな燈色、テーブルも椅子も
素敵。

椅子を引いてくれて、
「ありがとう」と微笑む。しかし、内心
テンション、マックス‼️

そしてメニューを手にするが
よくわからない。

しかし、知っているふりで、
カプチーノ!」友達も
「あっ、私もそれで」とニッコリ。

上のほうに書いてあったから!
カプチーノってなんだ?

さて、運ばれてきたカプチーノ
なんかおまけがついてきている。

ベージュ色の小さな棒
❔❔❔❔

小さな声で、友達に聞く
「これ、何?」

「これは、多分お菓子よ。」

「お菓子頼んでないよ」

「いやね、私は茶道部、お茶には
お菓子がついてくるのは、常識よ」

「常識…」

私達は紅茶を飲みながら、シナモンスティックをかじりあった。
「なんか美味しくないよ」
「ここを超えて大人になるのよ!」

結局、私も友達も全部たべられずに
敗退した。

シナモンスティックを目を白黒
させながら、かじっている私達を
見て、他の人はどう思っただろう?

私達は紅茶党だけど、
今でも
シナモンは、駄目!
食べられない。
苦手です。