危ない❗
お母さんが子供(小学生低学年位)と歩いている。
信号が点滅して、赤になりそうだ。
お母さんは子供の手を引いて、横断歩道を
走って渡る。
そうやって、子供に赤になりそうに
なったら、走って、無理してでも
横断歩道を渡れ！と教える。
私は交通誘導の警備員で、
毎日路上に立つが、赤でも突っ込んでくる
車もよく見かける。
子供が数人、信号待ちをしている。
青に変わるや否やダッシュで、
競争で信号を渡る。
おしゃべりに余念のないお母さんは
そんな子供達を見ても、注意しない。
危ないな と思う。
車は必ず信号を守ると信じている。
そんな事はない。
もう赤なのに、アクセルを踏んで
無理やり、走り抜けていく車なんて
普通にいる。
算数も国語も英語も大切だ。
けれど一番大切なのは、自分で自分を
守る事、
危険を避ける心を身に付ける事。
どうして、そんな簡単な事が
解らないんた？
千里の道も一歩から？
ドットインストールで挫折をして、プロゲイトをやっている。 進んでは、つまらない所で引っ掛かる。 半角にならない❗とか この記号、どうやって入力するの？とか
なかなかに大変だ！
やはりスクールに行ったほうがいいかと
某スクールに予約を入れて、面談に
行って見る。
コピー用紙を渡され、これをやるように言われる。
なんだ？ジャンケン？
エディタ？
意味が皆目わからない。
これはダメだ。中級者向けなのね。
奥の机では、賢そうな人達が、
パソコンのキーボードをサクサク楽しげに
叩いている。
ここは、こういう物を自習してもらって…
と説明を受ける。
でも、手も足も出ない。
面談申し込み欄に、「初心者なので」
と書いたのにな…
凄くみじめな気持ちで教室をあとにする。
もう、泣きそうだ。
やはり、私には、無理なのかな？
頭悪いんだな。私。
挫折しそう！
今、独学でプログラミングを学んでいる。
最初、ドットインストールをやってみた。
まず、キーボードがよくわからない…
半角？全角？
なにそれ‼️
とにかく最初の環境構築とやらを終了し、
次へ行こうとすると、
何でもimgの何かを用意しておいて下さい。
とメッセージが入る。
何それ？ それは何者？どうやって用意するの？
駄目だ、早くも挫折！
次にYouTubeを見ながらやってみる。
早い、字が小さい！
でも、頑張って食らいつく。
これで、htmlで書かれた私の初プログラミングがプラウザに反映するはず！
しない‼️
なんで？
知っている人にIT業界の人がいるので
相談する。
私の画面を見せたら、
「<と>が全角だからだよ。」
と言われる。
そして、progateを紹介してもらう。
これなら面倒な環境構築もなく、
サクサク行く！
しかし、この先も苦難が続くのね。
旅はまだ始まったばかりだ。
レイナちゃん
今日はレイナ号に乗る。
初めて乗る馬だけど、なんかこう、ずんぐりむっくりしていて、好きなタイプの馬だ。
「物見します」と指導員からレイナについて説明があった。
なるほど、大きな耳をピンと立て、
あっちみたり、こっちみたり、
そして、首をグッと丸めて、ハミを外したかと思ったら、がっと首を伸ばし、ハミを引っ張る。チャカチャカ、グングン、前に行く。
なるほど、と思う。
前にガンガン走る馬なのだが、
騎手がそれをコントロールしようとして、
手綱を引っ張ったり、拳を固く握りしめたりするので、口が硬くなっている
のだね。
本当に速い❗
特に障害に向かうとき。
もう、やる気マンマンだ。
指導員の方は、一つ跳んだら止めろと言う。
それは、難しい。
それでもなんとか…
それでも３つ目を跳んだら、レイナちゃん
疾走して、止まらない。
広い所で輪乗りに入り、輪を縮めて、
やっと止まる。
もう一つ跳んだら、また疾走。
口が強く、自分の重心が前にいったな、
と思ったら、レイナちゃん、つまづく！
ヤバい❗これは落馬か❔
しかし、目の前に伸ばしたレイナの首がある。首に手をかけ、鐙を踏みこみ、
背筋で体制を立て直す。
やれやれ落馬は免れた。
レイナがもしも、首を下げたり、振ったりしたら、落ちてた。
レイナちゃん、私を助けてくれたの？
久しぶりに、馬で疾走感を味わえ、
爽快だった。
走られたのは、私のバランスが悪かったんだな。
一度駆け足で、私達、じっくり心合わせたいが、次からは違う馬で障害レッスンに出ることに決まっている。
だから、レイナちゃんまたね。
人参いっぱい持ってきた。
レイナにあげて、他の馬にもあげる。
今日は暖かくて、日差しが気持ちいい一日でした。
詰み
今日は冷たい雨の中、建築工事の警備員として、一日中立っていた。
会社支給の中国製のカッパは、
雨をスポンジのように吸い込み、
濡れて、寒い。指先が冷たくて痛い。
早く終わらないかなぁ と思いながら、
立っていた。
8時から17時まで、8時間労働。
途中の昼休み1時間は、労働時間に
入らない❗ 8時間労働9時間拘束だそうだ。
拘束時間は労働時間だろ❗❗❗
一緒に仕事をした、 加藤さんは
もう30年以上、この会社で警備員を
しているそうだ。
62歳だという。 だって私達警備員は
準社員だから、厚生年金ないし、退職金ないし、
加藤さん、家族もないし、
家、アパートだし。
それ、詰んでない？
どうして、小さな会社でいいから
せめて厚生年金入れてくれる会社だったら、
もしかしたら、これからの老後、もう少し
楽に暮らせたのに。
雨に震えて、そんな事考えていた。
私も62歳だ。若い頃、違う会社で、
働いていたから、ちょっとだけど
厚生年金もらえそうだし、
家族もいるので、少しは、なんとかなりそうだ。
けれど、こーんな人生、私の人生じゃない！
冬の雨の中、真夏の日差しの中､
9時間も拘束されて立っているのは、
いくら、1日､12000円貰っても
そんなのは、
私じゃない！
プログラマーになって、
空調のきいた部屋で
側に薔薇と紅茶を置いて、
仕事をする。
馬
20歳から馬に乗っている。
昨日は、入会している、近所の乗馬クラブで
キララ号(仮名)に乗った。
キララは大きな栗毛の馬で
大人しくて、賢い目をしている。
実はこのキララに振り落とされた、という
会員を2名知っている。
キララ的に何か、気に入らない事が
あったのだろうか？
私の事、嫌いにならないでくれると
嬉しいのだけど…
慎重にキララの重心に、自分の重心を
重ねる。
ちょっと重い。
も少し、前に出ようよ。
とちょっと拍車を使う。
怒るかな？
大丈夫そうだ。
歩様が大きくなった。
早い段階で駆け足に入る。
騎座で、馬の力が逃げないように抑えて、
自分の身体は後ろへ、
外側の脚をひいて、
内側の鐙を踏み込む。
あっ 駆け足なのね！
とキララが駆け足体制になったので
そうそう！と前に馬をおくりだす。
キララは大きな馬だけど
駆け足も大きくて
素敵。
馬に乗って走るって、こんなにも
楽しい事なんだ。
いっぱい走って、見上げれば
澄んだ秋の空
キララちゃん、
もうじき、冬だね。
