突然ですが
突然ですが、プログラマーになります。
イヤ、まだパソコンさえ持っていない。
これから買う。
もちろん、勉強もこれからする。
そう言ったら、家族は微妙な表情を見せた。
「お母さんにはムリ!」「もう年齢的に難しいよね。」
と言いたそうだ。
62歳は老人なのか?
職業は警備員、主に路上で
交通誘導を行っている。
私が高校生の頃、デパート実習というのが
あった。
確か、一年に二週間だか、伊勢丹で
仕事をさせて貰う。
ずっと立ちっぱなしで足が痛かった。
それより辛いのは、外が見えなかった事。
空も木々の緑も、8時間は見れない。
閉じ込められている気がした。
外で出来る仕事を選ぼう❗
そう決意した。
それで、畜産の仕事をし、
その縁で、今の夫と結婚した。
私は子育てが少し落ち着いてきたので
警備員として、路上に立つようになった。
ある暑い日、私は仕事をしていた。
ものすごく暑かった。
道の向こうにドトールが見えた。
一人の男性がパソコンに向かっていた。
うらやましい、と思った。
空調のきいた室内で
コーヒーを飲みながら、仕事が
出来るんだ。
男性は熱心にパソコンの画面を
見つめ、疲れると、窓の外に目を向け、
そして、またパソコンに向かう。
「これだ!これこそ、私のあるべき
姿だ‼️」
何も外が見たいなら、窓から見れば
いいではないか!
いったい、どうして、その事に気がつかなかったのだろう? 62年間も!
という訳で、色々検索してら、
Macというパソコンがいいような
事が書いてあった。
よし買おう。
しかし、高いな。